早朝機動隊

攻殻機動隊の個別の11人編のクゼヒデオの台詞で印象的なのがあって

彼らは俺の造り物の顔をとても良い顔だと言い「ゴーストが顔に表れているのだ」と褒めてくれた。
俺はその時初めて心と体は不可分な存在なのではないかと実感し、自分も肉体を持つ人間なのだと思うことが出来た。

最近、珍しく電車に乗ったときに同じ車両に競輪場に行くと思われる人が数人乗ってまして。皆示し合わしたように、帽子かぶって日焼けして新聞と鉛筆もってたのを見たときにふとクゼヒデオの台詞を思い出したのであります。そういや孤独のグルメの「ぶたにく炒めライス」の話でもそんなのあったなとか。仮に今の僕がイケメン化しても結局何も変わらないのではないかという気がする。食パンをくわえて登校中に異性の転校生とぶつかった拍子にしてしまったとしても「フヒヒwサーセンwww」とか言ってる間に今の顔に戻ってる、みたいな妄想をしてたら目的地に着いた。
近頃どういうわけか早起きを続けてるんだけど、これをもっと続けていくと僕はどんな顔になるのだろう。朝起きてる人っていうと爺ちゃん婆ちゃんか。早起きは健康的とか言うけど老けるだけじゃん、もん。